About us

オーナー自身のことやMambo Hostelができるまでの経緯をまとめています。

【1】プロフィール

SEIYA

【誕生年】1997年
【出身地】大阪府
【習い事】水泳(4歳〜6歳)、サッカー(5歳〜18歳)
【趣味】スノーボード、サーフィン
【留学経験】イギリス ロンドン(1ヶ月)
【その他】雪山篭り経験(湯沢2ヶ月、白馬4ヶ月)、バックパック経験(東南アジア1ヶ月)

KANATO

【誕生年】1997年
【出身地】大阪府
【習い事】ピアノ(3歳〜12歳)、水泳(5歳〜12歳)、サッカー(5歳〜20歳)
【趣味】料理、魚突き
【留学経験】オーストラリア タスマニア(1年半)
【その他】アジア学生環境会議参加経験(タイ、フィリピン2週間)、サッカーコーチ経験(タスマニア6ヶ月)

【2】自主制作映像「自然体ってなんだろう?」に込めた思い

ゲストハウス開業を目標に2人揃って沖縄に移住した2020年4月。その1週間後に突然訪れたコロナウイルス。
僕達の目標とは反して、人が動けない、旅行にいけない、そんな状況になり、改めて2人で話し合い向き合う必要があった。
生きていく上で何を大切にしたいのか?
ゲストハウスを通して何を伝えていきたいのか?
そうして、2人の想いを1つの形とするために制作されたのが”What is being myself?”(自然体ってなんだろう?)」の映像である。 
 
ナレーションは奏人が務め、映像素材はそれぞれが旅先などで何気なく記録してきたものを織り込んだ。

「生まれ育った環境、出会う人々、愛する人を通して触れた価値観や生まれた感情が私達を創り上げる。日々の生活に追われることもあるかと思う。
ただし、どこまでいこうとも最も大切なことはヒトとヒトが繋がり支え合うこと。目の前にいるヒトや目の前にある環境を愛して感謝すること。」

僕達の大切にしている考えは届いただろうか。
この文章を読んで下さったあなたにとっての自然体とは一体なんでしょうか? 

【3】0円お手伝い企画を始めた経緯と活動中の出会い

”0円お手伝い企画”とは?
ゲストハウスを開業する約半年前の2020年10月に1ヶ月間行った活動。
ゲストハウスを開業するための物件を探しながら、無料で何でもお手伝います!とInstagramから発信をし、「〜を手伝ってほしい」という依頼がきた場所を訪れては内容や時間を問わずお手伝いするというような流れ。その期間中、僕達の寝床は軽バン1台。
シャワーはポリタンクに入れた冷水を野外で震えながら浴びる。ご飯はキャンプギアを使ってその日寝る場所で自炊。

では、なぜこの企画を始めたのか。
そもそも僕達がゲストハウスを通して実現したいことが大きく2つありました。
・ネットの情報に頼ったり多くを求めすぎず、ヒト対ヒトだからこそ生まれるアナログな世界の魅力を伝えて、もっともっとスムーズにリアルな情報交換ができる社会にしたい。
・何かの”キッカケ”となるような人との出逢いや瞬間を生める場所を創りたい。
それらを実現するためには、まず僕達自身が沖縄の人やショップ、自然や文化を知り、あらゆる情報をシェアできる存在であるべきだと感じたからです。

そうして始まった企画。
「カフェの椅子を作ってほしい」
「お店作りを手伝ってほしい」
「草刈りを手伝ってほしい」
など内容はほんとうに色々あったのですが、1ヶ月間の限られた日数の中で約40件もの依頼をいただきました。

お手伝い自体は肉体労働が多かったこともあり、正直めちゃくちゃ大変でした…笑 
ただ、依頼者の方と一緒になって作業をしたり、手作りの料理を提供して下さったり、その時にしか感じられない匂い、味、優しさ、温もりが、身体全体に染みわたるあの瞬間は何にも変えがきかない貴重な時間でした。数えきれないほどの学びと気付きと愛情をもらい、毎回帰りの車では2人して泣きそうになっていたことを鮮明に覚えています。笑

色んな依頼者の方々を通して最も学び、気付き、教えられたことは今目の前にいる人や今ある環境に感謝し、とことん尽くすということ。
”見返りを求めない愛情”でした。

【4】物件との出会いとオープンまで

沖縄に移住した日から約1年間、3つの条件を満たす物件を探し続けていました。
①自然豊かで静かな場所
②イベントができるようなスペースがある
③海に沈むサンセットが眺められる

2020年の終わり頃、条件全てを満たしそうな物件が不動産情報に出ていることを発見し、すぐに問い合わせをしたのが現在のMambo Hostelです。
周辺は植物に囲まれ、敷地内には広い庭があり、テラスに出るとそこには180度見渡せるサンセットの絶景が広がっていました。
完全に魅了された僕達は、「これ以上の物件には二度と出会えない」と思い、すぐさま書類の手続きを進め空間作りのイメージを膨らませました。
とはいえ、物件の契約に進むことができたのは、大家さんの理解があってのことでした。
大家さんは、時代を経て当時23歳の僕達がその物件をゲストハウスへとリノベーションすることに魅力を感じてくださいました。

毎日朝から晩まで作業し、毎晩のように話し合いを重ねて、日々の会話とお互いがこれまでインスパイアされてきた記憶達を呼び起こし、少しずつイメージを形にしていく作業。 改装工事にあたっては、”0円お手伝い企画”の際に依頼をして下さった大工さんを中心にたくさんの方が手伝ってくれました。
色んな色が混合していた室内を全てウッド調に変えてより温かい空間にしたり、茶色一色で暗い印象だった個室は白く塗り小物をウッドで統一することで明るい雰囲気を作ったり、庭に至っては、イベントスペース用のウッドデッキを素人ながらDIYしたもののつまずきの連続で一時的に2人の関係がギクシャクしたり、それもこれも訪れて下さる方がとにかく自然体でリラックスして安らげる場所になることを目指してのことでした。
4ヶ月間の準備期間の末に完成したMambo Hostel。僕達の力だけでは到底完成させることができず、たくさんの人が協力してくれた賜物。
そして、そのみんなの想いと愛情が入ったからこそ誰しもが「住みたい!」と言ってくれるような温もりのある心地良い空間が、沖縄県本部町に創り出されました。

Mambo Hostelは、
素の自分に還ることができる場所。
ネットの情報に頼らず、ヒト対ヒトでもっともっとスムーズにリアルな情報交換ができる場所。
そして様々なキッカケを生む場所。
そうあり続けることを目指して歩み続けます。